rbenvのインストール(Mac)
Rubyのバージョン管理ツールであるrbenv
を使って、
Rubyの実行環境をつくってみました。
1.rbenvをインストール
brew install rbenv
インストールが完了したらrbenv
の初期設定を行います。
以下の設定を.zshenv
や.bashrc
に記載します。
この設定で、[user_home]/.rbenv
ディレクトリ配下に書くバージョンのrubyがインストールされるようになります。
# rbenvの初期設定 if which rbenv > /dev/null; then export RBENV_ROOT=${HOME}/.rbenv export PATH=${RBENV_ROOT}/shims:${PATH} eval "$(rbenv init -)"; fi
その他、必要なツールのインストール
brew install ruby-build brew install rbenv-gemset brew install rbenv-gem-rehash
2.インストールの確認
ここまでで、正しくrbenv
のインストールおよび設定ができているかを確認するために、
以下のコマンドを実行します。
rbenv versions
※ rbenv versions ~ インストール済みのRubyのバージョンを確認
設定されているパスが以下のように自分のホームディレクトリを指していれば、
正しく設定ができています。
* system (set by /Users/[user_home]/.rbenv/version)
3.rubyのインストール
実際に使用するRubyをインストールします。
インストール可能なバージョンの確認
rbenv install -l
Rubyのバージョンをインストール
rbenv install 2.0.0p451
4.インストールの確認
ruby -v ruby 2.0.0p451 (2014-02-24 revision 45167) [universal.x86_64-darwin13]
ダウンロードした、Rubyのバージョンを指していれば正しくインストールされています。
インストールしたRubyの実行ファイルパスも確認してみます。
which ruby /Users/[user_home]/.rbenv/shims/ruby
.rbenv配下にインストールされていれば大丈夫です。
rubyのバージョンを切り替える時
rbenv global [バージョン] rbenv rehash
rehashしてあげないと、私の環境ではPATHが切り替わりませんでした。